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直帰率まとめ

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Water by 96dpi直帰率だけとっても色々書いてきたなと思ったので、自分の利便性も考えていったんまとめてみたいと思います。

直帰率は使ってる?

もう、2年近く前のアンケート集計結果になるので、大分変わってきているかもしれませんが、2007年の10月のエントリーでWeb担当者フォーラムの記事を紹介していました。(直帰率をみる企業は意外と少ない

この数字だと、直帰率はまだまだ分析している企業が少なかったようです。最新のアンケートの結果は見つからなかったですが、LPOという単語自体がだいぶ浸透してきたこともあり、今は直帰率も指標の1つとして利用されている企業も多いようです。

直帰率とはなんぞや?

改めて直帰率とは何でしょうか。概要が「直帰率を改善に利用する。」に書いてありました。基本的には広告から流入したユーザーが、1ページ、つまりランディングページだけを見てサイトを離脱してしまったわけです。

この前Twitterでarfeciaさんが「がっかり率」と表現されていましたが、まさに、流入したもとにあった広告は何かしらの誘導効果があったのに、帰ってしまったということは、期待したものとは違った可能性が高いと言えます。

どこを改善?

直帰率だけを改善して、「サイト改善した!」とは言えないですが、それでもこの対応を行うことと、そうではないことでサイトの流動性は大きく変わってくるとも言えます。

とはいえ、沢山あるサイトの中で、どのランディングページを改善して良いかを見つけるのはなかなか難しいものです。

これは流入数1で直帰数1でも直帰率は100%になってしまうので、直帰率でソートしたたたところで、必ずしも改善して効果のあがるサイトが上位にあがるわけではないからです。

ということで「直帰率の悪いところを洗い出す」で書いた改善指標が役に立つかと思います。これを使うことで結構、改善すべきランディングページが見つけ易くなります。

改善しよう

で、見つかったところでどのような対応をするかが難しいわけですが、「ランディングページの作り方 」でかなり網羅をしてました。基本は、流入もとの広告とコンテキストを併せて、Call-To-Action(行動喚起)を明確にすること。これでかなり改善できるはずです。

あとはテストを繰り返しながら細かく対応を重ねていきます。ちなみに、自分が見た事例では同じコンテキストのページであっても、TOPページからの遷移のユーザーとランディングページからの遷移のユーザー、つまり、セグメントのコンバージョンに対する意識度が違うだけでも、効果の出るCall-To-Actionは変わるので奥が深いわけです。

まとめ

今回は今まで書いてきた直帰率関連のエントリを簡単ながらまとめてみました。こうやってみると、2006年からこんな話を書いているんだなぁと思ったり。

書いていた内容が今と真逆なことを言っていなくてほっとしました。お役に立てば幸いです。


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